このサイトをご覧の皆様の中には、院庄林業のことをまだご存じない方も多いと思います。
しかし、どこかで私たちの木材に触れていただいたことはあるかもしれません。
私たち院庄林業株式会社は、昭和30年の創業時から60年近くにわたり、
建築用木材メーカーとして、陰ながら日本の木造建築の一端を担って参りました。
現在では、岡山県津山市に本社を置き、東京や静岡に営業拠点を設け、
全国の木造住宅建設現場に集成材や国産無垢材を送り出しています。
この機会に私たちの木材に初めて触れてくださった方も、
あ、これって院庄林業の木材だったんだ!とお気づきいただいた方も、
以後お見知り置きを頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
院庄林業は、SE構法の指定集成材メーカーのひとつです。
現代の日本の木の家を代表するSE構法。品質においてもデザイン性においても、その高い水準をクリアするためには、材木にも国内トップクラスのレベルが求められます。資材のパーツ化により今後さらに効率的で無駄のない木材活用を図るSE構法では、より高い精度で品質を保つことができる集成材が必要になります。院庄林業は強度、加工性、そして美しさのすべての面においてSE構法に適した集成材をご提供しています。
専用の集成材工場で加工することで、ラミナ(集成材を構成するひき板や小角材)の調達を含めて、最適な寸法で集成材を生産することが可能になります。それによって、歩留りの改善や、廃棄物の軽減など、資源の有効活用につながります。
院庄林業の無垢材『匠 乾太郎』(国産檜無垢材の土台、柱)は、1本ごとに強度・含水率を測定しており、強度はE90、E110、E130の3種類、含水率はSD15%以下の格付けを行っております。JASで強度と含水率が担保されているので、構造計算、金物工法にも対応でき、無垢材でありながら集成材と同等の品質に仕上げた商品を生産しております。
無垢材の育成から加工、流通までをトータルに行う院庄林業だからこそ、徹底した品質管理による上質な木材の生産が可能になります。中でも国産の桧は耐震性、耐火性、耐久性、防腐性などに優れているため、日本の木造住宅には欠かせない存在です。
木造住宅のぼぼ80%がプレカットを使用していると言われています。建設現場での資材の置き場所、加工の手間、加工の精度、廃材などの様々な課題に対して、プレカットは圧倒的な利便性と効率で脚光を集めています。今後SE構法のパーツ化が進むと、坪換算からモジュール換算になるため、無駄のない加工が可能になり、コストダウンにつながります。建設現場で不要な廃材が出ないことや、製造ラインのスリム化による短納期化など、プレカットが建設現場にもたらす恩恵は計り知れません。
我々にできることに取り組む。
これまで院庄林業株式会社は山から切り出された原木を製材商品化して皆様へお届けしておりましたが、
これからは直接山林に従事し一貫性を持った商品づくりでより社会へ貢献していきます。
戦後植林されてから50年以上育ってきた木は現在収穫期をむかえています。
これからもっと多くの方々に国産材に触れていただくためには収穫のペースを速める必要があります。
そのためには1人でも多くの人が山林に従事して作業性を高めることを考えなくてはいけません。
我々にできること … 山から多くの木を伐り出す
近年の地球環境問題は各地にさまざまな災害をもたらす結果となっています。その多くの原因は大気中の二酸化炭素の
増加による温暖化が原因とされています。その二酸化炭素を吸収して酸素に変えてくれているのが植物ですが、
植物もある程度まで成長すると二酸化炭素の吸収量が減ってくるので、
新しい苗を植えて成長させ吸収量を高めることが必要とされます。
そのためには今以上多くの面積にたくさんの苗を植えていくことを考えなくてはいけません。
我々にできること … 木を伐り出した後にたくさんの苗を植林する
未来の皆様の笑顔のために。
代表取締役 武本哲郎
商号 | 院庄林業株式会社 |
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設立 | 昭和30年4月15日 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 300名 |
ISO認証 | ISO14001:2004認証 製材事業部:久米工場 / プレカット工場 建材センター / 本社管理本部 院庄林業 (株) 岡山工場 / 院庄林業住宅 (株) |
本社 | 〒708-0013 岡山県津山市二宮22-1 電話:0868-28-2111 FAX:0868-28-5368 |